和食や旅館のホームページなどで文字が縦書きになっていると、
一気に和風な雰囲気になりますよね。
今回はCSSで縦書きにすることができるプロパティ
「writing-mode」の使い方についてまとめてみます。
writing-modeプロパティの説明
まずプロパティについて、MDNの説明を参照してみたいと思います。
writing-mode は CSS のプロパティで、テキストの行のレイアウトを横書きにするか縦書きにするか、ブロックのフロー方向を左向きにするか右向きにするかを設定します。文書全体に設定する場合は、ルート要素 (HTML 文書の場合は html 要素) に設定してください。
「縦書き」か「横書き」かだけでなく、
「左右の向き」もコントロールできるプロパティなんですね。
縦書きのプロパティの値は、2種類あります。
- writing-mode: vertical-rl; → 縦書きで、右から左へ。
- writing-mode: vertical-lr; → 縦書きで、左から右へ。
縦書き以外のプロパティの値もありますが、今回は割愛します。
verticalのあとのアルファベット「r」と「l」は、それぞれ右(right)と左(left)の頭文字で、「rl」は「右から左」、「lr」は「左から右」、と方向の流れを表しているようです。
日本語の文章は右から左へ読んでいくので、「vertical-rl」を使用すればOKですね!
writing-modeを実際に使ってみよう
こんなかんじのサンプルを作ってみました。
メインビジュアルに縦書きでコピーが入っているイメージです。
See the Pen
ExPgLYq by notebook (@orange-notebook)
on CodePen.
今回はSCSSで書いています。
div {
> div {
padding-top: 10px;
padding-right: 10px;
writing-mode: vertical-rl;
}
}
縦書きで右から左の方向で設定したいので、
pタグ「ようこそ日本へ」、「縦書きは和風ですね」2行の親要素であるdivタグに
「writing-mode: vertical-rl;」を設定しました。
以上、縦書きにするプロパティwriting-modeの使い方でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。