今回はCSSのfilterプロパティの使い方についてまとめたいと思います。
filterプロパティは、
CSSプロパティの1種で、CSSだけで画像加工効果を加えることができるのが特徴です。
Photoshopなどの画像加工ソフトで使うような効果を
CSSのみで実装できるのが魅力です。
個人的によく使いそうな4種類をピックアップして紹介してみます。
1:grayscale(白黒)
「grayscale」を使うと、画像をモノクロにすることができます。
- 書き方:filter: grayscale(○○%);
- 値の効果:0%〜100%で、100%に近づくほど白黒に。
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RwrrmQP by notebook (@orange-notebook)
on CodePen.
img {
filter: grayscale(100%);
}
100%で完全な白黒写真になりました。
2:brightness (明度)
「brightness」を使うと、画像の明度を調整することができます。
- 書き方:filter: brightness(○○%);
- 値の効果:0%が黒。100%以上はより明るくなる。
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QWyyRrq by notebook (@orange-notebook)
on CodePen.
img {
filter: brightness(150%);
}
150%にしたところ、かなり明るさが出ています。
3:sepia(セピア)
「sepia」を使うと、画像をセピア色に変換することができます。
- 書き方:filter: sepia(○○%);
- 値の効果:0〜100%で、100%に近くなるほどセピア効果が高くなる。
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abddrGX by notebook (@orange-notebook)
on CodePen.
img {
filter: sepia(50%);
}
50%かけていますが、セピアの独特の雰囲気が出ています。
4:blur(ぼかし)
「blur」を使うと、画像にぼかしをかけることができます。
- 書き方:filter: blur(○○px);
- 値の効果:値が大きくなるほどぼかしの程度が上がる。
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VweeOdw by notebook (@orange-notebook)
on CodePen.
img {
filter: blur(5px);
}
5pxでかなりのぼかし効果がありますね。
今回挙げた4種類の中で、blurだけ値の単位がピクセルなので注意!
同じ写真でそれぞれの効果を比較できると楽しいですね。
ちなみに何も効果をかけていないと、下記のようなかんじになります。
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abddrXx by notebook (@orange-notebook)
on CodePen.
filterは使いこなすとCSSだけでサイトの雰囲気をかなり変えられそうですね!
他にも値の種類があるのでいろいろ試してみると楽しそうです。
以上、filterプロパティの使いかたでした。